元小学校教員である私が実体験をもとに解説します。(現在はwebライター・マーケター。)
・教員を退職した理由:実体験
・教員を退職した理由:人間関係
「やりたい仕事がない」
「本当に内定もらえるの?」
「転職ってどうすればいいの?」
こういった方に向いているのが、転職エージェント/転職サイト。無料なので、登録して損はないです。求人だけ見てみるのもあり。
私自身、かなりお世話になりました。というかほぼ転職エージェント頼み(笑)
- リクルートエージェント公式 →転職実績NO.1
- リクナビNEXT公式 →自分で仕事探したい人向け
- マイナビジョブ20’s公式 →20代転職に特化
転職エージェント/サイトを使うデメリットは、しいていうなら登録に2~3分ほどかかることですかね。
とはいえ、登録にかかる3分で内定獲得のチャンスが増えるわけですが。
教員を退職した理由:実体験
私が教員を退職した理由は劣悪な労働環境が改善されないから。
むしろ悪化すると言われています。
・仕事量は増えるばかり
・「定額働かせ放題」
では、順に見てきましょう。
仕事量は増えるばかり
小学校教員3割、中学校教員6割が過労死ラインを超えているといわれています。
月の残業時間が80時間を超えると過労死ラインです。
さらに新学習指導要領(2020年)の影響で仕事量はさらに増えるのです、、、
・授業
・実習
・生徒指導
・授業準備
・校務分掌
・クラブ活動
・保護者対応
※書ききれないので省略
・小学校での英語勉強時間が3倍
・道徳が「特別教科」になる
・プログラミング教育の必修化
文科省は口だけで改善する気はありません。
わかりました!働き方改革します!
毎週水曜日は定時退勤日!
はぁ?仕事量は増えてるのに定時退勤できるわけがないやん。
仮に定時退勤しても、仕事持ち帰って家で働くか、翌日か休日出勤せなあかん。
働き方改革は口だけやん。
もっと改革することあるやろ。
部活動顧問とか外注せぇや。
百歩譲って仕事量が多くても、正当な残業代がもらえれば問題ないんです。
もらえれば、、、、(もらえないから大問題)
教員を退職したくなる理由、「仕事が増え続ける」
「定額働かせ放題」
「定額働かせ放題」と言われている原因が給特法です。
給特法という法律が教員のブラック労働の原因です。
・残業代なし
・代わりに給与の4%を支給
例:支給額30万の4%=1,2万円
例:時間外労働は1日3時間
・1日3時間×20日=60時間
・12000÷60=200
→残業の時給200円
その給特法が半世紀ぶりに改正し、労働環境が改善されると思ったのですが、給特法は改悪しました。
今の労働環境が改善されないのを知り、私は教員を退職しました。
教員を退職したくなる理由、「定額働かせ放題」
給特法の改悪について詳しく知りたい方は↓
>>参考:【2020年最新】教員はやめとけ!給特法の改悪で労働環境はさらに悪化
教員を退職した理由:人間関係
労働環境が理由で退職する人より、人間関係で心が病んで退職する人の方が多いです。
・学級崩壊
・教員からのパワハラ
・モンスターペアレント
では、順に見てきましょう。
学級崩壊
初任教員が学級崩壊で心を病むパターンはよくあります。
・教員に暴言
・いじめ多発
・授業にならない
・黒板に「過激な落書き」
・注意をしても会話にならない
など
学校に行きたくない、、、
教室に入りたくない、、、
子どもに会いたくない、、、
学級崩壊になれば、担任の心は高い確率で病むことになるのです、、、
初任教員の退職理由に多いパターンですね。
私自身、子どもとうまくいかないこともありました。教員の退職理由の1つです。
教員からのパワハラ
多かれ少なかれ必ずパワハラはあります。
神戸市の激辛カレーの問題のようなことは少ないですが、、、、
自殺まで被害者が追い込まれる場合があります
・性的なもの
・仕事の押し付け
・些細なミスで過剰な指導
・子どもの前で否定される
など
実力がない先生や若手の先生が被害者になりがちです。
どうしても年上の先生や、実力がある先生に権力が集中しやすいです。
権力が集中するとパワハラが起こりやすくなりますね、、、
教員のパワハラが理由で退職する人も多いです。
モンスターペアレント
理不尽な要求をするモンスターペアレントは教員の精神をすり減らします。
・微々たる怪我で大げさにする
・給食費や校外学習費などを滞納する
・自分の子どもだけ特別な対応を求める
など
モンスターペアレントが1~2人ならまだしも、数が増えて連携されたら教員になす術はありません、、、
子ども、教員同士、保護者。
3つの人間関係のうち2つが悪化すると、教員生活は地獄と化します。
人間関係を理由に教員を退職する人が後を絶ちません。
教員の退職理由を聞いて決心がついた人
・退職時期を決める
・転職活動をはじめる
順に見ていきましょう。
退職時期を決める
ストレスで心が壊れる前に退職しましょう。
健康より大切な仕事なんてありません。
いきなり辞めることは難しいので退職時期を決めて行動しましょう。
・7~8月
(2学期前)
・12月
(3学期前)
・3月←ベスト
(新学期前)
辞めやすい時期の最低でも1~2ヵ月前に管理職に伝えましょう。
できれば3か月前が良いですね。
退職手順については下記の記事で解説しています。↓
>>参考:【手順】教員の退職準備から退職まで徹底解説【退職時期に注意しましょう】
退職代行
退職したいけど、学年主任や管理職がこわくて相談できない
退職相談できないときは退職代行がオススメです。
こわい学年主任や管理職と顔を合わすことなく退職できます。
転職サービスまであるのでまずは無料相談してみましょう。
>>参考:退職代行おすすめ3社を比較【無料相談】【全額返金保証】【転職サポート】
転職活動をはじめる
労働環境の悪い教員にこだわる必要は全くありません。
とはいえ、いきなり無職はつらいですね。
退職すると決めたらまずどんな仕事があるか、どんな仕事が向いているのかを調べましょう。
転職したことないから不安、、、
未経験者の職種でも大丈夫かな、、、
転職エージェントがあなたにあった仕事を紹介してくれるので、忙しい教員にピッタリです。
もちろん、完全無料。
完全無料なんや!
登録したらすぐに転職しないとあかんの?
すぐに転職する必要ないですね。
とりあえず登録して、どんな求人があるのかなぁと見ておくのがオススメです。
教員より良い職場環境、良い給料を転職で手に入れましょう。
教員の退職理由について:まとめ
・長時間労働は改善されない
・「定額働かせ放題」は継続
・人間関係で心を病む
教員はやりがいのある素晴らしい仕事です。
しかし、それ以上に悪い一面があるのが現実。
日本の教育、子どもたちのためにも教育の労働環境が変われば良いですね。
私は退職してライター業とブロガーでリモートワークをしています。
もちろんノーストレスです。
人生は1度しかないので後悔しない選択をしてください。
教員の退職理由の話を聞きたい。