こんな悩みを解消します。
どうも、セツゴリです。
・教員はやめとけ:給特法とは
・教員はやめとけ:給特法改悪
「教員はやめとけ」と言いたくなる原因である給特法を嚙み砕いて解説。
元小学校教員である私が実体験をもとに解説してしていきます。
本記事を読めば、令和時代のリアルな教員の労働環境を知ることができます。
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とはいえ完全無料なので求人を見るだけもアリ。
教員はやめとけ:給特法とは
「教員はやめとけ!」と言いたくなる原因を作った給特法についてまずは解説していきます。
・今までの給特法
・改正給特法
順に見ていきましょう。
今までの給特法
「定額働かせ放題」と言われているのが給特法です。
え、「定額働かせ放題」ってすごいイヤな響きやな。
教員やめとけって意味がすでにわかりそう。
・残業代なし
・代わりに給与の4%を支給
例:支給額30万の4%=1,2万円
例:時間外労働は1日3時間
・1日3時間×20日=60時間
・12000÷60=200
→残業の時給200円
なるほど、給与の4%の定額で残業させられるわけね。
教員はやめとけって言われる理由がわかってきた。
給特法という法律が教員のブラック労働の原因です。
教員はやめとけって言う気持ちがわかりました?
しかし、給特法が改訂しました↓
改正給特法
2018年、3万票の改正を求める票が集まり、2019年末「改正給特法」が成立しました。
それにより「業務量の適切な管理等に関する指針の策定」「一年単位の変形労働時間制」が適用されることになりました。
半世紀ぶりの給特法の改正!
ついに教員のブラック労働環境とはおさらばだぁー!
みんな期待をしました、、、
しかし、今回の改正給特法は教員の労働環境をより悪くするのです。
次の項目で「業務量の適切な管理等に関する指針の策定」「一年単位の変形労働時間制」この2つのポイントを解説していきます。
教員はやめとけ:令和になり法律改悪
給特法が改悪したってホンマなん?
・業務量の適切な管理等に関する指針の策定
・一年単位の変形労働時間制
では、順に見てきましょう。
業務量の適切な管理等に関する指針の策定
「業務量の適切な管理等に関する指針の策定」2020年4月から適用されます。
✔教員の残業時間の上限が設定
・原則月45時間
・年間360時間
※今までは残業時間があまりに多いと教育委員会から管理職に指導があるだけでした。
業務量適切な管理等に関する指針の策定→適用後
やった!残業時間減るやん!
というか今まで指導だけやったん。
実は残業時間が減るというのは形だけなんです。
新学習指導要領が2020年から本格始動して仕事量は増えています。
仕事は減ってないので残業時間は減らず、残業上限ができただけなのです。
でも、法律で決まっているから残業できないんじゃあ、、、
上限ができる前ですら、教育委員会から管理職に指導が入らないように勤務時間誤魔化し、学校で仕事をしている人がいました。
※実話です。しかも違法。
今回も勤務時間を誤魔化すか、仕事を家に持ち帰ってすることになります。
なぜなら仕事量は増えているのです。
※出勤時間や退勤時間を誤魔化すことは「幽霊」と言われていました。
(記録上はいないのに、実際はいるから)
教員の労働環境終わってるな。
教員はやめとけの意味が本格的にわかってきたわ。
勤務時間の誤魔化しが増えるのは間違いないですね、、、
一年単位の変形労働時間制
「業務量の適切な管理等に関する指針の策定」の結果をみて必要に応じて、2021年4月から「一年単位の変形労働時間制」適用を検討することが決まりました。
・繁忙期の勤務時間が長くなる
→4、6、10,11月
・その代わり夏休みが長くなる
→8月に5日間の休み
一年単位の変形労働時間制→適用後
夏休みが増える!?
今度こそ良くなるのか、、、
勤務時間が長くなると、子育てしている教員に大ダメージです。
勤務時間が長くなると残業時間は減るが、長時間労働という問題は解決していません、、、
その代わり、夏休みは長くなるやん?
教員の夏休みは仕事だらけです。
教材研究、授業準備、行事の準備、補習、部活動指導、プールなど。
休みを増やすといっても、仕事量が減らないので全く意味ないのです。
教員の労働環境が改善される兆しはないのがわかったよ。
教員はやめとけの意味が完全に理解できた。
”引用元,文科省公式;
教員をやめとけ:早めの行動が大切
・教員志望者へ
・現役教員へ
順に見ていきましょう。
教員志望者へ
教員は子どもの成長に寄り添い、子どもと共に成長できる素晴らしい仕事です。
ただ労働環境が悪すぎる、、、
新学習指導要領で仕事は増えて給特法改悪のダブルパンチ、、
1回教員として働いてみるもアリです。
私自身、労働環境が悪いとわかっていながら教員を志望しました。
教員になった2年目に給特法の改悪されたので、教員に見切りをつけました。
現役教員へ
労働環境の悪い教員にこだわる必要は全くありません。
転職するなら20代が有利なので早めの行動が大切です。
転職したことないから不安、、、
未経験者の職種でも大丈夫かな、、、
未経験者向けの転職エージェントがオススメです。
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※もちろん無料です。
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教員はやめとけ:まとめ
・給特法が原因
・給特法は改正したが改悪
・方向転換するなら早めに
教員は子どもの成長に寄り添い、子どもと共に成長できる素晴らしい仕事です。
ただ労働環境が悪すぎる。
新学習指導要領で仕事は増えて給特法改悪のダブルパンチ。
毎年のようにストレスで病休する人がいるのが教員の職場環境がさらに悪化。
私は退職してライター業とブロガーでリモートワークをしています。
もちろんノーストレスです。
人生は1度しかないので後悔しない選択をしてください。
>>参考:元教員の私が使った転職エージェント・転職サイト厳選3社【短期間で内定2つ獲得】
教員はやめとけって聞くけど給特法が原因??