- 教員の有給事情・有給消化率
- 教員が有給を消化できない3つの理由
いきなり結論からいきます。
有給消化率は会社員の約半分→20%。
教員の労働環境はブラック中のブラック。
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教員の有給事情・有給消化率
- 有給消化率
- 有給がほぼ消化できない期間
- 有給をなんとか消化できる期間
では順に見ていきましょう。
有給消化率
まずは有給消化の日数を確認しましょう。
- 小学校約10日
- 中学約8日
簡単に解説します。
- 1年目有給20日ー5日消化=15日余り
- 2年目20日+15日=35日有給
※上限は40日
- 小学校教員の場合
- 中学校教員の有給
→10日消化÷有給40日=有給消化率25%
→8日消化÷有給40日=有給消化率20%
有給がほぼ消化できない期間
授業がある期間は、有給消化は難しい。
もちろん、冠婚葬祭やあまりにも体調不良のときは休めます。
- 1時間の有給を使い、16時に退勤
- 2時間の有給を使い、15時に退勤
※有給1日=8時間
有給をなんとか消化できる期間
夏休み・冬休み・春休みは有給消化しやすいです。
あくまで有給消化しやすいというだけで、夏休み3日、冬休み3日、春休み2日ずつくらいです。
授業がない分、仕事量が減るのが救いです。
中学教員はさらに部活という仕事が待ってます。中学教員の方が有給消化率が低いのは部活顧問が原因ですね。
教員が有給を消化できない3つの理由
- 仕事量が多い
- 圧力がかかる
- 有給消化しにくい根本的な原因
仕事量が多い
残業多くて、消化したくても消化できない。
仮に有給を使っても、誰も自分の仕事はしてくれません。有給を使うだけ仕事がたまるだけです。
圧力がかかる
「管理職、先輩教員」から有給使うな圧力があります。
※学校によります。
有給使うときはよほどの理由がない限り、イヤな顔をされたり、直接言われたりもします。
先日、年休を取ったら保護者からクレームが入った。1ヶ月前から学年に伝えて、自習課題も用意した。私の人生においてとても重要な日だった。
管理職から「自分のことを優先するな生徒を第1に考えろ」と叱責された。
体調が悪い以外で年休を使うなんてありえないんだって。
— 春✩教員3年目 (@sinmaikyouin) January 25, 2020
このように保護者からクレームがあることもあります。
有給を使うのは労働者の権利なのに、強めの圧力がかけられるなんてザラです。聞こえる距離で悪口を言われることもあります。
特に圧力受けるのが、若い教員です。
仕事量、圧力両方の影響をもろに受けるのが若い教員。有給使えば、有給終わりが大変すぎる。仮に有給使ったら文句言われまず。
有給消化しにくい根本的な原因
- 月80時間残業しないと終わらない仕事量
- 教員界の古い体質
→過労死ラインの残業時間
→教員は聖職者ではない。
この2つは簡単には改善されないのには理由があります。
仕事量に関しては文科省が動かないといけない。
しかし、残業時間上限を決めるなど、根本的な解決にならない事ばかりしてる。※上限決めても仕事量が減らないと残業時間は減らない。
教員界の古い体質は数十年すれば入れ替わりそうではあるが、保護者からのクレームのように、社会全体に「教員は聖職者」のイメージが広がってる側面もある。
教員の有給消化率改善は、私が生きている間にはなさそうです。
教員の有給について
- 有給消化率は20%前後
- 「仕事量と教員界が原因」
- とはいえ改善の兆しなし。
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