教員が有給を消化できない3つの理由【有休は労働者の権利です】

教員が有給を消化できない3つの理由【有休は労働者の権利です】
教員
いつ有給使えるの?教員の有給は使えるようになるかな。
セツゴリ
当たり前のように有給消化したいですよね。元教員が解説します。
本記事の内容
  • 教員の有給事情・有給消化率
  • 教員が有給を消化できない3つの理由

いきなり結論からいきます。

有給消化率は会社員の約半分→20%。
教員の労働環境はブラック中のブラック。


教員向け転職エージェント/サイト3社
転職エージェントを使うデメリットは、登録に3分ほどかかることですね。無料なので、求人を見て辞めるか判断するのもアリ。
>>教員向け転職エージェント/サイト厳選3社


教員の有給事情・有給消化率

教員の有給事情・有給消化率

教員の有給事情・有給消化率
  • 有給消化率
  • 有給がほぼ消化できない期間
  • 有給をなんとか消化できる期間

では順に見ていきましょう。

有給消化率

まずは有給消化の日数を確認しましょう。

有給消化平均日数
  • 小学校約10日
  • 中学約8日
教員の有給は毎年20日加算され、残りは繰り越します。上限は40日。
簡単に解説します。
有給の加算について:例
  • 1年目有給20日ー5日消化=15日余り
  • 2年目20日+15日=35日有給
  • ※上限は40日

以上のことを踏まえると、3年目には上限の有給40日になります。
有給消化率
  • 小学校教員の場合
  • →10日消化÷有給40日=有給消化率25%

  • 中学校教員の有給
  • →8日消化÷有給40日=有給消化率20%

セツゴリ
会社員の有給消化率は平均50%。教員は20%前後。会社員の約半分です。
教員の有給消化率は異常です。不遇すぎます。



有給がほぼ消化できない期間

授業がある期間は、有給消化は難しい。

もちろん、冠婚葬祭やあまりにも体調不良のときは休めます。

セツゴリ
理由はもちろん、授業があるから。1日2日ならまだしも、よほど理由がないと有給は使いづらい。
ただし、1時間単位で有給を使うことができます。
例:17時が定時の場合
  • 1時間の有給を使い、16時に退勤
  • 2時間の有給を使い、15時に退勤
  • ※有給1日=8時間

平日に有給使うなら1時間単位で使うことが多いです。とはいえ、なかなか使えませんが。



有給をなんとか消化できる期間

夏休み・冬休み・春休みは有給消化しやすいです。

あくまで有給消化しやすいというだけで、夏休み3日、冬休み3日、春休み2日ずつくらいです。

セツゴリ
教員は休み期間中も「研修・授業の準備・遠足の下見」など仕事があります。

授業がない分、仕事量が減るのが救いです。

中学教員はさらに部活という仕事が待ってます。中学教員の方が有給消化率が低いのは部活顧問が原因ですね。


教員が有給を消化できない3つの理由

教員が有給を消化できない3つの理由

教員が有給を消化できない3つの理由
  • 仕事量が多い
  • 圧力がかかる
  • 有給消化しにくい根本的な原因
では順に見ていきましょう。

仕事量が多い

残業多くて、消化したくても消化できない。

仮に有給を使っても、誰も自分の仕事はしてくれません。有給を使うだけ仕事がたまるだけです。

セツゴリ
有給使ってる間に、仕事がたまるだけでなく、授業も遅れるので後が大変です。
有給後を恐れて、多少体調が悪くても出勤してる教員は多いです。



圧力がかかる

   
「管理職、先輩教員」から有給使うな圧力があります。
※学校によります。
有給使うときはよほどの理由がない限り、イヤな顔をされたり、直接言われたりもします。


このように保護者からクレームがあることもあります。

有給を使うのは労働者の権利なのに、強めの圧力がかけられるなんてザラです。聞こえる距離で悪口を言われることもあります。

セツゴリ
「また、有給を使うん?」「良いご身分やな」私が実際に言われた言葉です。

特に圧力受けるのが、若い教員です。

仕事量、圧力両方の影響をもろに受けるのが若い教員。有給使えば、有給終わりが大変すぎる。仮に有給使ったら文句言われまず。



有給消化しにくい根本的な原因

根本的な原因
  • 月80時間残業しないと終わらない仕事量
  • →過労死ラインの残業時間

  • 教員界の古い体質
  • →教員は聖職者ではない。

この2つは簡単には改善されないのには理由があります。

仕事量に関しては文科省が動かないといけない。

しかし、残業時間上限を決めるなど、根本的な解決にならない事ばかりしてる。※上限決めても仕事量が減らないと残業時間は減らない。

教員界の古い体質は数十年すれば入れ替わりそうではあるが、保護者からのクレームのように、社会全体に「教員は聖職者」のイメージが広がってる側面もある。

教員の有給消化率改善は、私が生きている間にはなさそうです。


教員の有給について

まとめ
  • 有給消化率は20%前後
  • 「仕事量と教員界が原因」
  • とはいえ改善の兆しなし。
1番の問題は仕事量ですね。さらには残業代ほぼなしの「定額働かせ放題」
セツゴリ
有給がまともに使えるホワイト企業最強です。残業しても残業代も支給されます。当たり前のことですが。
教員の労働環境はブラック中のブラック。当たり前が通用しません。
教員向け転職エージェント/サイト3社
転職エージェントを使うデメリットは、登録に3分ほどかかることですね。無料なので、求人を見て辞めるか判断するのもアリ。
>>教員向け転職エージェント/サイト厳選3社