※現在は本業IT系+副業ブログ。
- 「教員はブラックじゃない」とは言えない3つの理由
- 教員にもブラックじゃない一面がある
「教員はブラックじゃない」とは言えない3つの理由
- 精神疾患率
- 有給消化率
- 残業&残業代
精神疾患率
「教員はブラックじゃない」とは言えない理由①
教員は会社員の2,5倍うつ病になりやすい。
あまりにも異常すぎる数値です。
- 年間5000人を超えています。
残業時間&残業代
「教員はブラックじゃない」とは言えない理由②
過労死ラインの残業時間を超える教員が多数。
※過労死ラインは月80時間残業
原因はシンプルに仕事が多い。授業が終わって職員室に16時に戻れると、会議や打ち合わせ。
定時の17時を超えてから自分の仕事開始です。残業ありきの仕事量です。
- 小学校教員 30%
- 中学校教員 60%
少なくとも小学校教員の30%、中学校教員の60%は「教員はブラックじゃない」とは言えないです。
中学教員は部活顧問が原因で60%という異常な数字になっています。
しかも、残業代は雀の涙。
- 残業代の代わりに、基本給の3%支給。
さらに問題なのが、「過労死ラインの残業時間と残業代」の改善が全く見られないということ。
10年以上前から言われていて、「給特法」も改正したのに「定額働かせ放題」が改善されていません。
有給消化率
「教員はブラックじゃない」とは言えない理由③
有給消化率→会社員50%、教員20~25%。
原因は「平日は授業があるので使えない」「そもそも有休が使いづらい雰囲気」などが挙げられます。
教員も公務員なので、有休自体はしっかり定められています。年間20日、繰り越しアリで上限が40日です。
教員の有給に関する記事。
教員が有給を消化できない3つの理由【有休は労働者の権利です】
教員にもブラックじゃない一面がある
- 副教科担当
- ベテラン教員
- ボーナス・福利厚生
では順に見ていきましょう。
副教科担当教員はブラックじゃない
理由は簡単で、担任をもたないので残業代が少ないから。
※副教科担当でも担任や部活顧問ならブラック。
- 音楽
- 家庭
- 技術
- 美術
※その代わり大変な校務分掌任されがち。
大ベテラン教員はブラックじゃない
部活顧問や大変な校務分掌が外れがちだから。
中、高校の大ベテラン教員の場合、担任や部活顧問からも外れがちですね。※全てのベテラン教員にあてはまるわけではないです。
ボーナス・福利厚生の支給
ボーナス&福利厚生に関していえば、教員はブラックじゃない。
世の中がどれだけ不況でも、教員は年間4,45ヶ月分の給料をもらえます。会社員は業績によってはボーナスなし。
- 扶養手当
- 住居手当
- 育休・産休
とはいえ、出産は担任の教員が変わってしまうため、よく思っていない保護者もいます。
また、産休・育休に関しては「正規教員」のみで、常勤講師は対象外です。
出産のタイミングで手当も何もなく、退職する常勤講師は多くいます。
教員はブラックじゃないのか:まとめ
- 精神疾患率 ✕
- 残業が少ない ✕
- 残業代の支給 ✕
- ボーナスの支給 〇
- 福利厚生の充実 〇
- 有給消化率が高い ✕