教員の育休・産休について【育休産休はいつからか、期間、給与、ボーナス】

教員の育休・産休について【育休産休はいつからか、期間、給与、ボーナス】
教員
教員の育休・産休制度について知りたい。
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育休・産休は、基本的に公務員と同じ制度内容です。
※元教員の経験を基に解説します。
本記事の内容
  • 教員の育休中の給与・育休期間
  • 男性教員の育休・育休明け退職
  • 教員の育休後の年度途中復帰
  • 産休期間・ボーナス・給与
教員の育休・産休制度はかなり充実しています。

理解のない管理職にあたるといろいろ言われますが、制度として定められているので遠慮なく育休・産休を利用しましょう。

※自治体によって違いがあるので、詳細は各自治体公式サイトをご参照ください。

関連記事:教員の妊娠タイミング、妊娠報告についてまとめ【教員の妊娠事情】



教員の育休中の給与・育休期間

教員の産休期間・いつからか・ボーナス・給与

教員の育休中の給与・育休期間
  • 教員の育休期間は何年?
  • 教員の育休中の給与
では順に見ていきましょう。

教員の育休期間は何年?

教員の育休期間は最大3歳まで。

正確には、「産まれてから3歳になる前日まで」の期間をいいます。会社員は2年なので3年はかなり優遇されています。

3年というのがポイントです。

2人以上出産を考えている場合、育休期限が切れるタイミングを見計らって2人目の妊活をする人が多いです。

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実際3人出産し、9年学校に戻らないということもよくあります。
中途半端に1年戻ってまた育休に入るより、本人もラクで気を遣わないので連続で育休に入る人が多いですね。



教員の育休中の給与

0~1歳まで手当アリ。1~3歳までは支給されません。

ところでいくらもらえるのか。

育休手当
  • 産まれてから半年
  • →1日あたり最大9310円(土日除く)

  • 残りの半年
  • →1日あたり最大5185円(土日除く)

ひと月あたりどれくらいもらえるのか
平日+祝日=ひと月20日の場合(土日除く)
  • 産まれてから半年
  • →約18万

  • 1日あたり最大5185円
  • →約10万
    ※1日あたりの最大で計算しています。

20代の育休手当は、産まれてから半年は約15万、残りの半年は8万くらいのイメージでOKです。
計算式を詳しく知りたい方は↓
>>育児休業手当金



男性教員の育休・育休明けの退職・年度途中の復帰

男性教員の育休・育休明けの退職・年度途中の復帰

男性教員の育休・育休明けの退職・年度途中の復帰
  • 男性の育休
  • 育休明けの退職
  • 年度途中に育休から復帰
では順に見ていきましょう。

男性の育休

女性教員はもちろん、男性教員も育休可能です。

本当は育休をとりたいと思っている男性教員も多いはず。事前に申請すれば新学期から育休をとれます。細かい条件がありますが、正規教員として1年以上働いていれば問題なし。

とはいえ、生活費や男性教員の育休に対する理解が追い付いていないのが現状。育児を機にリモートワークができる仕事に転職するのも一つの手かも知れません。


育休明けの退職

育休明けの退職は可能です。法律違反ではないですが、良く思われることはないでしょう。

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育休を取得するときは働く意思があったが、事情が変わったことを説明すればOk。
教員は育休明けでも退職可能です。遠慮なく言いましょう。仕事より育児の方が大切です。



年度途中に育休から復帰

年度途中に育休から復帰も問題なし、可能です。

実際、私が育休の代わりで講師をしていて、夏前に復帰という話もありました。その場合は現場に迷惑がかからないよう、早めに伝えるのがベター。

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年度途中に復帰するかしないかで、講師のときに振り回された経験があります。マジで勘弁。
同僚の教員がみんな同情してくれるくらい、振り回されました。そうならないためにも、校長と事前打ち合わせをオススメします。



教員の産休期間・いつからか・ボーナス・給与

教員の産休期間・いつからか・ボーナス・給与
  • 教員の産休期間は?いつから?
  • 教員の産休ボーナスは?給与は?
では順に見ていきましょう。

教員の産休期間は?いつから?

教員の産休期間は、予定日の前8週間から生まれた日から8週間。

わかりにくいので具体例↓

8月1日が予定日の場合
  • 6月1日~10月1日
  • ※大まかに計算しているのでイメージだけ掴んでいただければ幸いです。

ちなみに、予定日より1ヶ月早く産まれた場合、産休自体も短くなります。
8月1日が予定日:1ヶ月早く産まれた場合
  • 6月1日~7月1日出産~9月1日
「予定日の前」「産まれてから」この2つが教員の産休期間のポイントです。



教員の産休ボーナスは?給与は?

教員の産休は全額支給、ボーナスも勤務月に応じて支給される。

教員の産休は全額支給ですが、通勤手当は支給されません。とはいえ全額支給は嬉しい限り。てか最高です。

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ちょっとややこしいのがボーナス。タイミングがよければボーナスも全額支給されます。
わかりにくいので具体例↓
全額支給の例:冬のボーナス(6月2日~12月1分)
  • 10月1日出産予定日
  • 8月1日~12月1日まで産休
  • 6月2日から12月1日まで勤務
  • →冬のボーナス全額支給

    • 9月1日出産予定日
    • 7月1日~11月1日まで産休
    • 6月2日から11月1日まで勤務
    • →12月分減額でボーナス支給

ベストはボーナス満額もらえることですが、そこまで計算して出産するのは現実的ではないですね。とはいえ、教員の産休期間の給与・ボーナスは充実していると言えるでしょう。



教員の育休・産休について:まとめ

教員の育休・産休について:まとめ
  • 教員の育休・産休制度は充実している
  • 教員の育休・産休に環境が追い付いてない
  • 教員は遠慮なく育休・産休制度を使い倒そう
制度としてあるなら、遠慮なく使いましょう。文句を言われる筋合いはありません。

育休・産休後に転職するのもアリですよね。

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