【実体験】ヨーロッパまでエコノミーはきついのか【対策アリ】

【実体験】ヨーロッパまでエコノミーはきついのか【対策アリ】
読者
ヨーロッパまでエコノミーはきついかな。エコノミーでも快適に過ごす方法や裏技があったら知りたい。エコノミーでも身体への負担を減らして、全力でヨーロッパ旅行を楽しみたい!
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こういった疑問に、ヨーロッパ20ヶ国以上・合計70ヵ国以上を旅行した筆者がお答えします。

大前提として、ヨーロッパまでのエコノミーはきついです。

本記事では、エコノミー対策として「座席選び・航空会社選び・快適グッズ」を解説します。

対策をすれば少しは快適に過ごせるので、最後までご覧ください。

ヨーロッパまでエコノミーがきつい理由

ヨーロッパまで遠い

ヨーロッパまでエコノミーがきつい1番の理由は、ヨーロッパまで遠いこと(10時間以上)です。

エコノミーは「座席が狭いこと・隣座席との距離が近い」などデメリットはありますが、3時間以内までなら、問題なく過ごせます。例えば、国内線や日本→台湾の距離が3時間以内です。

ヨーロッパまでは10時間以上かかるので、エコノミーだとさすがにきついです。中国や中東を経由すると20時間かかることなんてザラにあります。

直行便
  • 東京ーフランス:約13時間
  • 東京ーローマ:約13時間
  • 東京ーロンドン:約14時間
※行きか帰りで所要時間は変わります。

座席が狭い

ヨーロッパまでエコノミーがきつい理由は、座席の狭さです。高身長な方やふくよかなの方には座席が狭いのは確実です。

身長180cmくらいあると、前の座席との距離がかなり近く感じることでしょう。姿勢を正していないと、前の座席に膝が当たる可能性もあります。

セツゴリ
筆者は身長170cmくらいなので、特別狭いと感じることはありませんが、ヨーロッパまではきついです。

とはいえ、ヨーロッパまでは「ピーチやジェットスター」といったLCCに乗ることはほぼないので、エコノミーとはいえ極端に狭い座席に乗ることはないでしょう。

隣の座席との距離が近い

ヨーロッパまでエコノミーがきつい理由として、隣の座席との距離が近いことです。

座席が狭い+座席距離も近いので、3列シートや4列シートの真ん中の座席は1番きついといっても過言ではありません。

セツゴリ
「ヨーロッパまで・エコノミー・真ん中の座席」この状況だけはなんとしても避けたいところです笑

エコノミー対策はある

今まで散々「ヨーロッパまでエコノミーはきつい」と書いてきましたが、隣の席に誰もいないガラガラの飛行機なら寝転べるのでラクです。

とはいえ、そんなラッキーはほとんどありません。なぜなら、ヨーロッパ路線は需要があるから。

運に頼らず、ヨーロッパまでエコノミーでも可能な限りラクに過ごす対策もあります。

ヨーロッパまでのエコノミーの対策は【グッズ編・予約編】に分けて解説します。どちらの対策を行えば、身体への負担を減らして旅行を楽しむことができるでしょう。

ヨーロッパまでエコノミーはきついが対策はある【グッズ編】

ヨーロッパまでエコノミー対策をするには、何がきついのかを把握しましょう。

  • 腰が痛い
  • 首がこる
  • 寝れない
  • 暇すぎる
  • 足がむくむ

この5点を意識して、対策グッズを紹介します。

首&睡眠対策


首がラクになり、寝やすくなるのが「ネックピロー」の魅力です。定番中の定番グッズですね。

アマゾンや楽天市場で2,000円くらいのネックピローを買えば問題なし。安物すぎなければOKです!

腰痛対策


腰痛持ちの方には欠かせないグッズが「腰まくら」です。腰用のクッションのイメージです。2,500円くらいで購入できるので、気軽に試すことができますね。

むくみ対策


足のむくみ対策といえば「フットレスト」です。女性の強い味方。こちらも2,000円くらいのもので十分です。

暇対策

ヨーロッパまでは10時間以上かかるので、僕は本も映画も準備しました!

本を読みながら機内を過ごしたい方へ

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映画を見ながら機内を過ごしたい方へ

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機内で充電できないピンチに


ヨーロッパ旅行中はもちろん、航空会社によっては座席で充電できない場合があるので、モバイルバッテリーは欠かせません。

スマホやタブレットしか使用しないのであれば、モバイルバッテリーの容量は「10,000mAh」で十分です。

5,000mAhだと充電1回しかできませんし、20,000mAhは大きすぎる&本体が重くなってしまいます。

ヨーロッパまでエコノミーはきついが対策はある【予約編】

エコノミーでも快適な座席選び

ヨーロッパまでのエコノミーの対策は、通路側の座席を選ぶことです。

読者
え?飛行機といえば窓際がベストじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、ヨーロッパまでエコノミーで行くなら通路側の座席がベストです。なぜなら、移動しやすいから。

ヨーロッパまで10時間以上飛行機で過ごすことになるので、ずっと座りっぱなしではお尻が崩壊してしまいます。

通路側の座席に座ることで、気軽に飛行機内を散歩することができるのです。

実際に、飛行機内を歩いたり、立って身体を伸ばしたり、ストレッチをしている欧米人はたくさんいました。

セツゴリ
身体を動かすだけでも、ヨーロッパまでのエコノミー対策になりますよ。

座席の指定方法

  • 予約時に座席指定する
  • チェックインカウンターでお願いする←早めのチェックインがおすすめ

大きく分けてこの方法があります。LCCでなければ、チェックインカウンターで対応してくれます。

あくまで体感ですが、はやめにチェックインしたときの方が座席も融通がきくイメージがあります

逆に、3列や4列シートの真ん中の座席は絶対に避けましょう。まじで苦痛です。(実体験)そのためにも、早めのチェックインはマストです。

航空券選び

ヨーロッパまでのエコノミーの対策は、直行便やヨーロッパ経由などの搭乗時間が短い航空券を選ぶことです。

目的地にもよりますが、搭乗時間が短いパターンは以下のとおりです。

  • 直行便←最短
  • ヨーロッパ経由
  • 中東(ドバイなど)経由
  • 中国経由←最安

コスパを考えるなら中国乗り継ぎもアリですが「中国での乗り継ぎ時間が短い場合に限る」といった感じです。

もしくは、機内が快適な中東経由もアリです。中東には「エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空」といったエコノミーでも比較的快適な航空会社が就航しているからです。

中東経由の乗り継ぎ時間が長いフライトをあえて選んで、ドバイ観光をするのもアリ。飛行機疲れを解消できるメリットもあります。

代理店で予約する場合、どういった航空券があるのか聞いてみましょう。ちなみに代理店は、快適な中東経由をおすすめすることが多いです。

グレードアップ

  • エコノミー:30万円
  • プレエコ:40万円
  • ビジネス:70万円
  • ※年末年始の価格

東京ーロンドンの直行便を、グレード別に比較した表です。

ビジネスクラス

「ヨーロッパまでエコノミーはきつい。お金で解決したい。」という方には、ビジネスクラスがおすすめです。

航空券の価格は倍以上しますが、エコノミーより数十倍快適です。完全にVIP。

※ビジネスクラスに約10回搭乗した実体験です。お金はないので全てマイルで予約しました。

中国経由や直行便にもよりますが、ビジネスクラスは50~70万円くらいするので非現実的な価格ですね。

プレミアムエコノミー

プレミアムエコノミーに搭乗したことはないのですが、何度も見たことがあります。

座席の快適さのイメージは以下のとおりです。

    ビジネス>>>>>>>
    プレエコ>エコノミー

エコノミーが少し快適になったのがプレミアムエコノミー。別世界がビジネスクラスのイメージです。

エコノミー+対策=ベスト

セツゴリ
快適グッズを準備してエコノミーに搭乗するのが1番コスパが良い。

ビジネスやプレミアムエコノミーの価格を考慮すると、快適グッズを準備してエコノミーに搭乗するのが1番コスパが良いです。

ヨーロッパまでエコノミーはきついのかまとめ

ヨーロッパまでエコノミーはきついのは事実ですが、座席選びやグッズを対策すれば耐えることは可能です。

個人的には、腰まくらとネックピローは必須です。

エコノミーでの疲れをできるだけ抑えて、ヨーロッパ旅行を全力で楽しんでください!