児童養護施設の職員から営業職に転職した友人かず(仮名)にインタビューした内容をもとに執筆しています。
※大前提:児童養護施設職員の仕事はやりがいはあります。
- 児童養護施設職員が辞める3つの理由
- 児童養護施設職員におすすめの転職先
「やりたい仕事がない」
「本当に内定もらえるの?」
「転職ってどうすればいいの?」
こういった方に向いているのが、転職エージェント・転職サイト。無料なので、登録して損はないです。求人だけ見てみるのもあり。
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転職エージェントを使うデメリットは、しいていうなら登録に2~3分ほどかかることですかね。
とはいえ、登録にかかる2~3分で内定獲得のチャンスが増えるわけですが。
Contents
児童養護施設の職員を辞めたい理由トップ3
- 給料が安い
- 労働環境が辛い
- 子どもや他職員との人間関係
では順に見ていきましょう。
給料が安い|残業代なし
私立(民間)施設の平均年収「約323万円」
公立施設の平均年収「約440万円」平均月給「約27万5千円」
児童養護施設で働く“児童指導員”の給料実態について
日本人の平均給与503万円、月収で約33万円となります。
引用元:手取り「393万円」…日本の正社員「平均給与」の暮らしぶり
「こんなに給料もらってたら児童養護施設の職員辞めてない」
と、平均年収を見た友人かず(仮名)が文句を言っていました(笑)
実際はもっと少ないようです。
【30代・手取りで約20万円・ボーナスなし】
友人K.K曰く、「子どもが好きやから続けてたけど、これ以上は限界」だったそうです。
労働環境が辛い|早出&当直
- 当直はぐっすり寝れない
- 当直からの早朝の連続勤務
- 30代ですら体力的にキツい
労働環境はマジで悪いby友人かず(仮名)
もちろん児童養護施設によって違いはありますが、労働環境が良いという噂は聞いたことがありません。
さらに残業代なし。やる気を上げる材料がないですよね。
子どもや他職員との人間関係|みんな疲弊している
- 子どもに舐められる
- 他職員と仲良くなれない
児童養護施設にもよりますが、特に思春期の子どもとの人間関係は大変。
筆者は元教員なので、子ども・同僚との人間関係の大変さはわかります。1度人間関係が崩れると改善するのは至難の業。
人が入れ替わるか、自分が出る以外では改善しません。
児童養護施設の職員を辞めたいけど将来大丈夫なのか
- 保育士
- 看護師
- 栄養士
「資格あり」or「30代前半まで」なら転職は余裕。
友人かず(仮名)は「資格なし・31歳」でコミュニケーション能力をかわれて営業職に転職しているので、「資格なし・30代前半」なら転職可能です。
もちろん、資格保有者なら転職は余裕でしょう。資格を活かさず、全く関係ない仕事に就くのもアリ。
筆者や友人かず(仮名)のように、別分野への転職した事例は山ほどあります。
児童養護施設の職員を辞めたい人におすすめの転職先
- 資格を活かした転職
- コミュニケーション能力を活かして営業職
基本的には児童養護施設職員の強みを活かして転職活動をおこないます。
理由は、完全未経験より内定獲得しやすいから。(軸ずらし転職)
資格を活かした転職先|それぞれの資格に応じて
- 保育士
- 看護師
- 栄養士
→保育園
→病院
→病院で調理
資格を活かした転職先は説明するまでもないと思うので、省略しますね。
コミュニケーション能力を活かして営業職|求人は多いので転職しやすい
児童養護施設職員の強みはコミュニケーション能力。
児童養護施設職員の人間関係は狭いので、良い噂も悪い噂もすぐに広まります。
「良い噂は全然広がらないけどね」
by友人かず(仮名)
人間関係が難しい児童養護施設で磨かれたコミュニケーション能力は営業で通用するのです。聞き役に徹しつつ適度に自分から話す!by友人かず(仮名)
未経験でも営業なら転職しやすいのでおすすめ。
児童養護施設の職員を辞めたい人がすべきこと
- 仕事終わりに求人確認
- 転職活動をボチボチはじめる
- 退職のタイミングは3月末がベスト
仕事終わりに求人確認|やりたい仕事を見つける
- 興味がある求人を探す
- 興味のある求人を3社以上見つける
いきなりガチ転職活動は不要。
いざ転職活動をはじめると「あ、やっぱり今の仕事でいいかも」となることなんてザラです。
まずは求人を確認して、興味のある求人を3社ほど見つけることからはじめてみましょう。
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転職活動をボチボチはじめる|転職活動は一人でしない
「転職活動は気楽にはじめてOK・プロに頼ろう」
気合いいれて転職活動をすると、長続きしません。良い会社から内定獲得できるのは早くても1~2か月後です。
はじめから気合いを入れすぎていたら、気力が持ちません。ましてや児童養護施設の職員を続けながら、転職活動をおこなうので疲れやすい。
転職活動は「転職エージェント」に頼りましょう。※一人で転職活動は無理ゲー。
無料で、職務経歴書や面接対策などのサポートもしてくれるので登録して損はないです。
※転職エージェントは企業側から報酬を得るので、利用者は無料なのです。
退職のタイミングは3月末がベスト|大型連休のタイミングは辞めやすい
- 3月末
- 12月末
- 7月末
1番良いタイミングは言わずもがな「3月末」
次点で辞めやすいのが、7月末・12月末。夏休み前、冬休み前のタイミングは割と辞めやすいのは、教育業界共通でしょう。仕事も一区切りなので。
とはいえ、精神的に限界ならすぐに辞めても問題なし。
辛すぎて退職が伝えられない場合は退職代行もありです。約2~3万で退職手続きを全て代行してくれます。
・業界最安値の退職代行↓
児童養護施設の職員を辞めたい人へまとめ
- 労働環境が悪いので辞めたいのは当然
- 資格なしでも30代前半なら転職可
- 資格を活かせば転職は余裕
追伸|元児童養護施設の職員、友人かず(仮名)のインタビューから感じたこと
教育業界は「やりがい搾取」が多い。
筆者自身元教員なので、教育業界の「やりがい搾取」は共通していると感じました。
やりがい搾取1番の理由は【残業代がないのに残業が異常に多い】ことでしょう。
根本的な原因は、「日本自体が教育にお金をかけていない」ことも挙げられます。世界の先進国と比較しても、最下位クラスです。
ブラック労働状況で、児童養護施設の職員を辞めたいと思うのは当然です。
※筆者も教育業界から転職して現在はIT系。
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